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2004.03.07

表の看板・・・

ちょっと用事で阪急豊中へ。終わってから駅前路地を徘徊。
高架化したので昔のごちゃ町感がなくなっている。
駅前路地がかろうじて再開発の波から残留している。
と、三味線屋がある。
下駄隠しの遊び歌詞に出てくるが実物は初見。

 下駄かくし、しようかぁ~
 橋の下のねずみが、草履をくわえてちゅっちゅっくちゅう
 ちゅっちゅっく饅頭は誰がくたぁ~
 誰もくわないわしがくたぁ~
 表の看板三味線屋、裏から回って三軒目
 ぷっとこいで、ぷっとこいでぷっ、ぷっ、ぷっ・・・ 

040307up.jpg

高架化の前は、店の鼻先を電車がすり抜けていったんだろうな。
飾り窓には三味線一本と坂本龍馬の小さな銅像。
龍馬は、折り畳みの三味線を持ち歩いていた不確かな自分の記
憶にあるが・・・ちなみに隣は表具屋。

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コメント

さっき女房と話してて、なぜかこの下駄隠しの歌の話になりまして
ちゅっちゅく饅頭て何?ネコイラズのことか?…などと懇談歓談の末
検索結果の中に偶然出てきたココに舞い戻ったような次第 (^^;

ちなみにwikipediaの「靴隠し」の項目によると…
 # 性質上、人数は3人以上が適当だが、とくに定めはない。
 # ただし、あまり多人数の参加には適さない。
…とのこと。

で、女房いわく「そらそやわ、あれは少人数でやるもんよ」ト。
彼女の記憶によると、「裏から回って三軒目っ」の一節の後に
「ぷっとこいて ゝ ぷっぷっぷっ」と続けるなんてのは初耳なんやそうで
ただ「…三軒目っ、1・2・3!」と数えて〆てたんやて。

でもぼくの場合は「ぷっぷっぷっ」の後さらに「か・き・の・た・ねっ」と
なんとも未練がましゲな指差5カウントも謡ってた記憶がありまして
そも、ぼくの子供時代は近所で「下駄隠しするどー」ってことなると
ガキ10数人分の片足靴が路辺にずらずら並んで鬼決めしてたような
そんなセピア色っぽい映像が脳裏に甦ってきます。

古い記事に長々テンゴして堪忍です。
路爺兄貴んとこらへんは何人ぐらいで下駄隠ししてはった?
どうやら「三軒目」の後に付け足される語呂の差異・地域性ちぅのは
ゲーム参加人数すなわちガキ密集度やムラの規模と関係あるカモ。

投稿: kamonegi@ | 2009.05.10 02:02

うちらの場合は、やはり10人前後ですかね。
この類で・・・ウ●コ踏んだときに・・・

 びびんちょかんちょ、かぎしめたぁ~

とやりませんでしたか?
コレって・・・性病のことやったんですね(^^;;
関所を越える女性に又開かせてチェックしたんやと
そのときのことを韻で含んだにやて
下駄隠しもそこらあるんとちゃいますかね?

そうそう、クイックちゅー遊びもありましたわ。
帽子を正面かぶり、横かぶり、後かぶりで敵陣と
戦う遊びで、これは「駆逐」がなまったもんやそうで
明治以降の戦争ごっこの一種ですな。

投稿: 路爺 | 2009.05.10 08:16

> 帽子を正面かぶり、横かぶり、後かぶりで敵陣と戦う遊び

うんうん、そーゆーのん、ありましたねー。
軍人将棋の等身大リアル参加版…みたいな感じのやつ。

けど、ウチらではあまり流行ってなかったんちゃうかな。
なんせ小学生並ばせて「シュプレヒコール!」とかやる地域やったし
体制側の好戦的なニオイする遊びは御法度やった可能性が…

それと、あれするには皆が野球帽を被ってることが大前提ですやん。
子供と言えば野球帽(しかも"虚人軍"のマーク付が大部分)てぇのは
たぶんぼくらよりも、ちょっぴり年上の世代のイメージですわ (^^;
ガッコの体育の赤白帽で駆逐艦やっても雰囲気出ぇへんもんねぇ。

投稿: kamonegi@ | 2009.05.10 12:15

野球帽の変わりに皆黄色の通学帽を
かぶっておりました。
あと庭球でやる「シケイ」という遊び・・・
だれそれくーんと指名して、誰かに庭球を当てない
ならびに庭球に当たるとイッケイずつ加算され
シケイになったら壁に立って皆から庭球を当てられて・・・
たしか受けたら、投げた本人が再度シケイになった
ような記憶が・・・
後世の連中は「野蛮や、残酷や」とPTAがゆうて禁止
になって消えてしまった遊びかと

投稿: 路爺 | 2009.05.11 00:19

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