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2014.02.26

【古物NET探索】<3> 富士川古写真考察

ネットで見たこの古写真・・・おお!!下宿のあった沼津市浮島やん!!

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なんで一発で分かるかといいますと富士山と手前の山の稜線が織り成す風景がポイント。ちょっと他のサイトから拝借・・・ここに2年間暮らして居ったのですね~30ん年前。上の写真は、↓この写真のもっと奥でしょうな。

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検索するとこんな長崎大学のサイトがヒット・・・中々面白そうな収納コンテンツで、つい見入ってしまいましたが、別の浮島の写真もありました。浮島とよくいったものですわ。胸までつかる湿田やったと聞いておりました。帆掛け舟かぁ~とよく観たら最初の古写真には畳んだ状態の帆と柱らしきもんが写ってますね。

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で、先日の京都市立美術館・・・富士川に帆掛け舟。しっかりと右斜面に宝永火口が描かれています。ココがこれから見る古写真のポイント!!

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コレは田子の浦、帆の形と大きさが似通っているので↑上の絵は河口域なんでしょうか?

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ちょっと他のサイトから拝借・・・手前が富士川、宝永火口が右側に写っています。

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これも富士川・・・ん?↑上の写真と同じ場所かもです!!ってことは富士川橋!!ベストアングルって、時代が変わって、撮る人が変わっても同じようになるもんですね~♪

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では、宝永火口を東側から見たら・・・ネットより拝借・・・須走から見た宝永火口ですが・・・

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じゃあこれは?↓・・・↑上の写真と同じ方向から撮ってますが・・・おかしい!!

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地図を見るに・・・川が無い!?こら合成写真ですな・・・富士川に浮かぶ帆掛け舟と東側から見た富士山を合成したんでしょうね。最初、伊豆半島を流れる狩野川かと思ったんですが絶対に宝永火口が見えない!!いやはや・・・と思ったんですが・・・いや待てよ・・・手前の稜線と松林って・・・

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あ!!裏焼きやん!!・・・左の古写真の背景にある稜線と松林、一緒やん!あははは、笑うな~(^o^)b やっぱ時代が変わって、撮る人が変わってもベストショットポイントは同じってことで~古地図がないんではっきりいえませんが、富士川を渡る橋がココにしかなかったのかもね。

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国土地理院の地図で現地を見ると・・・たしかにココしか橋が無かったみたいね。アングルが安定しなかったので、どうせ見にこれまいって感じで反転させたんでしょうね。

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2014.02.23

【古物NET探索】<2> THE METROPOLIS

同じ古本屋で二冊目・・・この状態の本が二冊・・・一冊を何気に手にとって見ると・・・

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古い本にしては、傷も敗れも無く、しっかりしてるんで戦後かな?と思いつつ背表紙を見ると

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スリポロトメ???・・・なんやねん???と、暫し思考タイム・・・表紙を開くと

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あ、かの有名なメトロポリス!!・・・おお、公式サイトまであるわ・・・ところで「殿方は金髪がお好き」って???映画になっていたような・・・モンローのは「紳士は金髪がお好き」やし・・・

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ちょっと脱線・・・モンローのコメディミュージカル「紳士は~」の原題は「Gentlemen Prefer Blondes」で、上記の小説は・・・検索したら出てきました。同じタイトル???映画の原作なん?専門外なんで???のまま???

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さて本題・・・挿絵は、映画の一場面をページに合わせて載せてます。この映画に出てきたアンドロイドの意匠が素晴らしくSFファンの間で知らぬものがないほどの名作だけども観た事が無い(^^;;;;

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でも家にDVDはある・・・子供の学校の授業で買わされたやつ(^^;;; 調べたらYouTubeで全編上ってました。映画は1926年製作(昭和元年)で27年に公開、古本屋で見つけた本は昭和3年11月10日発行。なんで公開して速攻で翻訳?・・・まぁ、先に小説があったので映画よりも前にとも思えますが???

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さてAmazonで検索・・・新訳本の表紙:中公文庫・翻訳:酒寄進一。古本の出版社の改造社は有名で、しっかりWikipedia化されてます。訳者の秦豊吉氏は・・・あ、やっぱり!!Wikipedia化されてますね。新訳の方もWikipedia化されてますが、新訳発行が2011年、それまで秦氏訳のままだったんでしょうかね???

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さらに熱帯雨林で調べると創元推理文庫・訳:前川道介がヒット。当然Wikipedia化されてます。1988年に翻訳&発行とありますので、中公文庫のはコレより新訳ってことでしょうかね?

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1969年の映画のパンフレットもありました。無声映画のSFって・・・読んでから観るか、観てから読むか・・・旧訳・新訳・最新訳三冊まとめてぇ~なんて楽しみもありかも~♪

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2014.02.22

【古物NET探索】<1> SLAN A.E.VAN VOGT

さて、路地徘徊に出向けない日々、古本屋、中古カメラなんぞを漁り徘徊欲を癒しているが、時たま路地モノに出会うに似た由緒ある古物に出会うことがある・・・なんてコトで、最近出合った「おおっ!?」ものをアップして見ます・・・まずコレ、おお!!未読のSF作家の作品やん!!ヴァン・ヴォーグト氏の作品は何故か読んだことがない。新しい人類スラン・最新科学小説全集、これは表面。

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裏面・・・定価210円を西宮北口の古本屋で300円で購入。発行元は元々社・・・で、そのSF界では有名な出版社らしい。ココとか、ココに記載あり。この本は奥付に昭和31年9月25日発行とありますが、翌、昭和32年に20冊のSFを残してもろくも倒産してます。

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見開くと・・・ヴァン・ヴォーグト氏の写真。

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挿絵付・・・拳銃を持った悪漢って感じ・・・あんちーくですなぁ~挿画・水島爾保布氏とあります、ネットで検索・・・おお、東京芸大卒!!しっかりWikipediaに載ってますわ。画像検索をすると中々な絵を描いてはります。

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ちなみに現行の表紙はこんな感じ・・・元々社発行時の翻訳は尾浜惣一氏、ネットで検索するとこの出版社の書籍しかでてきません。↓こちらの早川書房発行本の訳者・浅倉久志氏は、しっかりWikipediaに出てきますね。読んでいる本が何冊かありますわ。

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カバーに「第10回配本 第12巻」って???なんやねん?と最後あたりの頁をめくたら、順番どおり刊行されていなかったみたです。こちらに19巻までのリストがアップされています。倒産までにSFを20冊って記載がありましたが、残り1冊は???謎です?

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中に挟まったままの二つ折りのチラシの表面・・・寄稿されている北村小松氏もWikipediaに!!劇作家・小説家・脚本家でっか~

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もう中面・・・寄稿者・徳川夢声氏・・・名前は見たことがありますが・・・当然Wikipediaには掲載されています。元々社刊行本の訳者・尾浜惣一氏のみが歴史から消えてしまっているんでようかね?しかし・・・Wikipedia、凄い!!

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2014.02.20

【近所】 実践!!紆余曲折

自宅近所をブラブラ~この先は、どこに通じるんだろうか・・・と急坂を登るとこの看板が!?~唸るなぁ~それくらいこのあたりの道は、ややこしいのですわ。一方通行に袋小路、S字カーブにヘアピンカーブで、その各種上激坂あり!!

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もう一個、ご近所ネタ・・・街灯がやけに明るい?なんやこの軽い光は???と昼間見たら・・・

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LED?が光源の街灯やん・・・で、夜のご近所を見たらいつの間にか全ての街灯がこのタイプに変わってます!?いつの間に工事をやったんだろうか???これで何十年もつんだろうね~♪ これで街灯切れてまっせぇ~と市役所の電話せんでもええわけね~(^o^)b

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2014.02.15

【京都】 市営動物園<2>諸々な動物さん

哀愁漂う観覧車・・・園内リニューアルしても残すんですね~次回乗ってみよう~!♪

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キリンの身体模様アップ・・・て、これで固体識別できるんですっと~♪

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シマウマのおしり~・・・あんまり寒いので熱帯コーナーの建物へ~

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グリーンスネーク、カモン!!

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泳ぐ亀~

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見上げたら・・・オープンな天井スペースに何かいます? なんやろか?と見ていたら・・・

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のそそそそそぉぉぉ~と・・・あ、ナマケモンやん!♪

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へぇ~これは見ものですわ!!

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2014.02.11

【京都】 市営動物園<1>ミーヤキャットくん

改装中の京都市営動物園のミーヤキャットくん・・・秤に乗って~♪

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左をキョロ・・・

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右をキョロして、自分の体重をPRしているわけでなく・・・

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彼らの警戒行動の習性「高い場所に集団の見張り役を置く」を応用した展示法てなんですとぉ~(^o^)b

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なんせ敷地が狭いので動物との距離が接近してます・・・よってぇ~

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フィネットくんもノーマルなデジカメで至近距離撮影可!!

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ペンギンプールは、手を伸ばせばタッチ!ほんで嘴でガブリな距離!!・・・目つきが恐い

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河馬も近いですが、流石の太い鉄パイプありです。

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2014.02.09

【京都】 雪の平安神宮にて・・・

東京に大雪が降った2日前、この冬一番の冷え込みな京都で外仕事~天候は・・・見ての通りで~・・・

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アジアンな観光客さんは・・・

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子犬がごとく・・・

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大喜びで・・・

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おおはしゃぎ大会・・・

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が、いきなり晴れ!!・・・ま、これが京都の冬でおます、勉強しぃーや!と二宮尊徳さん

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我らは、グリル小宝で有名オムライス!!・・・ビーフ&ポークライスにデミグラソース・・・よっしゃ!!と大盛り1300円注文・・・うっ!!でかっ!!お茶碗2杯と半分あるかも~でも完食したもんね!!

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2014.02.06

【京都】 R大周辺ウロウロ<5>霊場写し

さらに歩こう・・・おお、面白い参門!!は、転法輪寺

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京都府立聾学校を越えて、この先、地図には道があるので・・・ちょっと不安

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あら・・・なんやろか・・・あ、御室陵墓参考地かぁ~・・・これで二回目の参考地

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脇の林間地に瓦屋根?・・・いやぁ~すごい場所に別荘を建ててるなぁ~と降りてみたら・・・あら?地蔵堂???

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あらあら・・・これって・・・

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おお、そうか!!

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麓まで降りるとありまし!! 御室八十八箇所巡り・・・霊場写しであります!! 昔、調べたことがあった~と思い出しましたわぁ~♪

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最後のお堂付近に出てしまったのね・・・

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弘法大師像もありました・・・およ、足首に呪い結び?狛犬のと同じ「帰る」マジナイ?

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お堂の壁にに貼ってあった説明書き

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御室桜で有名な仁和寺まですぐで・・・

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あ、境内に案内の石碑あり・・・北一丁八十八番結願所とあり、西一丁一番順拝口入口とありますね・・・ってことで一番へ

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すぐに看板があって・・・

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結願所の方が大きいなぁ・・・

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でも一番所、建物が真新しい・・・ココの霊場写し、本気でアタックしないと山間地なんで、けっこうキツイやろね。春になったら再訪してみよう~♪

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嵐電・宇津野駅でロケハン終了~うーんとどうしようかと・・・暫し悩み嵐山経由で帰ろう~♪

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嵐山終点~・・・???なんか変???・・・ない?・・・改札?!

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そのまま行こうとしたら駅員がガラガラとコレを押してきた・・・移動式改札機!?

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阪急に乗り換えて、R大周辺ロケハン無事終了であります。

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2014.02.03

【京都】 R大周辺ウロウロ<4>R大周辺点描

界隈、なかなかの風情ですが・・・

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振り向くと・・・衣笠山を隠すR大・・・借景が台無しになったと不評な校舎群。

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R大の向いは、かの有名な竜安寺の参門・・・ここらのお寺の参門の風景意匠ベースはココかな?

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地図には「住吉神社」でも社額には・・・

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住吉大伴神社とある。人名かな?とネットでチェック・・・祭神は、古代豪族の大伴氏祖神・天忍日命(あまのおしひのみこと)、道臣命(みちのおみのみこと)、住吉三神の上筒男命(うわつつおのみこと)、中筒男命(なかつつおのみこと)、       底筒男命(そこつつおのみこと)・・・だて~

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拝殿・・・

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おまけ~団体さんで対抗!!

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2014.02.02

【京都】 R大周辺ウロウロ<3>水路道

竜安寺駅へ一旦降りて、竜安寺から流れ出ている水路を辿って行けるかの検証をば・・・このどんつきが水路ですが・・・

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あ、あるやん水路道・・・

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家の裏を・・・ひゃあ~こら・・・妙な撮影行動を取ったらピーポーされそう~(^^;;;

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水路右側は新興住宅地で、左側の崖を上ると閑静なお屋敷道・・・ここもいい感じ~♪

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水路を辿ると・・・ん?なんやろか???

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地図で見るとキャンプ場とあるけども???

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指月林をネットで検索・・・財団法人覚誉会が運営している研修場で・・・染料植物園もあるようで・・・

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門を入っても事務所らしいもんがなく・・・この看板、最初「無所まあへさ」と縦書きかと思い???の連発で30秒ほど脳みそフリーズ・・・(^^;;;;

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事務所は???と・・・正門前は・・・普通の民家・・・でも玄関がすごいなぁ~♪

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左隣は・・・

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日本家屋らしいけども・・・???

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ぐるっと廻って・・・ココが染料植物園かな? しっかりとネームプレートが植物につけられている模様。

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【京都】 R大周辺ウロウロ<2>おお!!力石神社

お寺の参道~雨上がりの石畳~ええなぁ~♪

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そのお隣の六請神社

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拝殿の後ろに小さな神殿・・・

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初見の参拝作法絵図

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拝殿の横に摂社が・・・

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小さな祠で・・・

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御神体は・・・石?・・・石!?・・・ん?この形、この大きさは・・・!!!???

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鳥居に戻って社額を見るに・・・あ、力石大神!!♪

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言われもしっかりと書かれており・・・ほおおお~ですわ!!

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で、鳥居に刻まれた文字・・・クッキリ!!・・・こんなにクッキリ刻まれた文字を見たのはお初であります!

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対になっている方もクッキリ!!・・・氏子中でなく産子中。

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