【篠山】輪行ポタ＜３３＞北部編：天満宮神社（宮田 ）

古市を終えて、さてと徘徊データをまさぐったら・・・あ、篠山市の北部から丹波市の柏原駅へのルートも走ってました。比較ってことで、篠山北部編開始であります。まずは、宮田の天満宮神社です。

狛犬は定番型ですね。

定番の扇形の拝み石

お社は小さいですが、当然ながら彫りもんは凝ってます！

正面は龍ですね〜♪

側面は松と鳳凰かな？

そう、ここは松で有名です。お社の横にある五葉松、これが圧巻！！

ひいて横から見たら凄い枝振りです！！

一本の松から伸びる枝とは思えないです。残念ながら上手く撮れません！言い訳したいくらい大きいです。

説明板もアップ〜♪

【篠山】輪行ポタ＜３２＞古市編番外：大龍神社（三田市上相野 ）

意匠の参考までに・・・古市から南へ直線で８キロ離れた場所にある大龍神社をアップしておきます。場所的には、三田盆地の北端に位置にある神社です。

由来書き～

参道を登っていくと、潜って境内へ～三田から宝塚北部によく見られる様式です。

くぐって神殿側から見返すとこんな感じ。神殿前が広場になってますねーのパターンです。

くぐってきた建物は、舞台みたいになってます。六甲山の裏にも似たような造りのお宮がありましたね。

神殿は、さらに一段高い位置に

狛犬は、一般的にどこにでもよくある意匠で、当時の大量生産狛なんでしょうかね？

彫り物は中々凝ってます～♪

一見シンプルに見えますが・・・大龍と名前があるだけに・・・

龍の彫り物がいいですね・・・ちょっとピンボケ～(^^;;;;・・・彫りが深いですが、なんとなく丸っぽい感じの彫り方ですね。篠山や古市のモノと違った彫りのタッチです。違う彫り師なんでしょうね。

ちょっとこてっとした彫り味って感じがします。

【篠山】輪行ポタ＜３１＞古市編番外：陶器神社（今田町上立杭 ）

陶芸美術館や住吉神社の向井側に焼きものの工房が集まってます。

陶器神社です。祠だけの小さな神社ですが・・・

由来書きには、江戸時代の陶工屋敷に祀られていたとあります。

道奥にある樹木に近づくと・・・圧倒される大樹でした。

反対側から見てみる、でかい！！

この大樹（アベマキ）の麓にお稲荷さんが祀られていました。

近くにあるこの地区最古の登り窯（現役）

集落を出て三田へ向かうと分岐にお稲荷さん・・・

シンプルな社殿で

奉納絵馬に黒い牛、たぶん肉牛でしょうね。だとしたら丹波牛？

【篠山】輪行ポタ＜３０＞古市編番外：住吉神社（今田町上立杭 ）

山の中に海の神様を祭る住吉神社が〜と毎回、山中でこの神社に出会うたびに思うんですが？　　今回は、陶器を船に積んで商売をしてたからかな？〜なんてコトを考えながら走ってると秋葉神社が・・・立入禁止の看板、内容を読むとなんか切ないですね。

看板を無視して行けそうな雰囲気ですが、スズメバチの巣があると注意喚起されてるので、ここは素直にパスして住吉神社に向かいます。

住吉神社、一の鳥居〜いやぁ〜絵になるわぁ〜♪

ちょっとズームアップで〜♪　電柱をカットして〜♪

横の構図でも〜♪

二の鳥居、鎮守様って感じ満載です〜♪

社額には「住吉大明神」とありますね。明神の意味を改めて調べてみたら「明神は祭神の神徳をたたえ、崇敬の意を表して、神名の下につけた尊称である。明神と称されるのは地域的な村とか、同族的な集団で祀る神・神社が多かった。」とあります。焼き物師の集団の地とも関係するんでしょうかね？　今回、行けなかったんですが近くに金刀比羅神社もあります。山の中にある住吉さん、金比羅さんって、やっぱ「陶器の海上運搬の守り神」として信仰をあつめたんでしょうかね？

拝殿と通常タイプの狛犬。

神殿への階段には百度石あり、扇形の拝み石は見当たりません。

覆殿に囲まれた神殿・・・んーこら凄いかも的な空気感びんびんであります。

彫り物がいいですが

篠山盆地や古市とは様式が違う様な・・・？？？　三田の九鬼氏文化圏になるんでしょうかね？

【篠山】輪行ポタ＜２９＞古市編番外：和田寺（今田町下小野原）

行政的には篠山市でしが、厳密には篠山ではないと思うのですが、まぁ、話の流れ的に〜・・・ということで・・・篠山＆古市周辺は分水点が何ヶ所かあります。古市の町は武庫川水系。小さな峠を越えると加古川水系になります。

下ると同じ様な低山連なる田園風景が広がります。途中、３社（大歳・稲荷・住吉神社）に立ち寄ったんですが、デジカメの電池忘れ、電池残量を気しつつスマホで代用したんで写真が少ないのであります。

まずは、和田寺の仁王さんです〜あ・・・

ん・・・立派ですなぁ〜

境内のお二人・・・寄り添う仏さんと観音さん？

で、お寺の境内周辺地図を見ていたら「頭痛（あたまいた）地蔵」！？

微頭痛持ちなんで、こらお参りせなぁ〜と急な参道をば・・・

なになに波豆の石工、波豆の石造文化文化圏の西北限って？　波豆には行ったことがありますが、石像ってあったかな？　再訪せねばね！！

細長い石柱の上部に石仏が彫られていますね。

【篠山】輪行ポタ＜２８＞古市編：一宮神社（南矢代）

ここは、古市近辺で一番大きな神社です。南矢代駅から北東の位置にあります。

一宮神社があるんだったら二宮、三宮・・・とあると思うんですが・・・以前行った丹波竹田には一宮、二宮、三宮とありましたね。

振り返ると見る参道

拝殿のある神殿。

拝み石は、拝殿前と上り口にありまあす。

ここの狛犬は変わってます。

顔は唐獅子的なものでなく、山の神の使いの山犬的です。

尾っぽは、狐の尾っぽのような感じがしますね。

奉納年月は？と台座を見たら昭和４２年って、意外と新しいです。それまで狛犬は不在やってんでしょうかね？

お対に狛犬・・・

中々りりしいお顔であります。

前から撮ろうとファインダーを覗いてると・・・う？後ろにいてはるのは・・・

やっぱり役行者でした。神社の境内に祀られているなんて珍しい？

境内にもう一対の狛犬がいますが、こちらも中々ユニーク！

面白いなぁ～と撮りまくっていたら神殿の彫り物を撮り忘れてました。

【篠山】輪行ポタ＜２７＞古市編：諏訪神社（真南条下）と出雲神社（波賀野）

前出の大歳神社で出雲型狛犬の下り、出雲を追われ最後に諏訪に辿り着いた・・・ありましたわ、東へ行ったところに諏訪神社が・・・そして、西へ少し離れたところには出雲神社が・・・偶然の一致なんでしょうかね？

鳥居と石灯篭、狛犬はいません。

質素な小さな社だけの神社です。

でも、鳥居横のヒノキの大木が凄い！！

出雲神社への道中に・・・金と彫られた石灯篭が。諏訪神社の北側に地図上にはあった金毘羅神社の灯篭だんだろうか？

田園の中にぽかんと丘が・・・古墳？お墓？

行ってみると石の社と灯篭は・・・

出雲神社、前出の稲荷神社の真南になります。この神社と諏訪神社を結んだ中間点に出雲型の狛犬のいた大歳神社があります。

迎えてくれる狛犬は出雲型でなく、浪速型

怒り顔～♪

お対の狛さんは・・・

嘆き顔～

諏訪神社に比べると大きい

神殿の彫り物もこの地方の意匠的で凝ってました。

彫りのエッヂが立って、良いですなぁ～

よいよい～♪

拝み石の上に賽銭箱？大歳神社、出雲神社、諏訪神社の関係は分からず？？？

↓Junさんの投稿にある加茂神社にまつわる伝承紹介ページにリンクを貼っておきます。

【篠山】輪行ポタ＜２６＞古市編：大歳神社（栗栖野／当野）

大歳神社２連初～まずは栗栖野。

林間の参道です。

狛犬は岡崎型、まだ新しい？先代の狛犬は？　おや、よく見たら段上と段下、ダブル拝み石ですね～♪

先代は境内の隅っこに～凡庸な造形の狛犬だったようですね。

彫り物は,篠山並みに凝ってました。

高速道路に沿って南へ・・・当野の大歳神社です。栗栖野の大歳神社と同じような感じの一の鳥居。

ん？、狛犬は出雲型です。

出雲地方との繋がりがあるんでしょうかね？　

山門をくぐると神殿が見えます。さて、狛犬は・・・

よく見る浪速型です。

対は、これもよく見る子連れ狛犬。

拝み石は、扇子に日の丸の扇形です。

神殿も彫り物、衣装が栗栖野のと似ています。同じ職人の作なんでしょうかね？

神殿正面の龍、この自分は、彫り物に興味がわなかったので、これ以上のアップを撮っていないんですよね～中々の秀作に見えるのに残念！！　そんなことで、栗栖野の神殿の龍、撮ってないんですよね～また、いずれかの機会に！！

【篠山】輪行ポタ＜２５＞古市編：大歳神社（南矢代）

越年の篠山シリーズ・・・古市駅周辺の続きから新年すたーとであります。まず、この地区に３つある大歳神社のひとつ、南矢代から。なぜかGoogleマップに載っていませんね？

神殿はシンプルで、オーソドックスな造りです。

彫り物と神殿の部材がなんとなく違和感があるんで、近年に立て直されたのかもしれませんね。

奥に見える彫り物、なかなかいい感じなんですが、暗くてよく見えません。

ここの神社の見ものは狛犬かな？

ずんとした体形フォルムが面白いんですが・・・なんといっても～

顔ですね～いいのは～出っ歯がかわいい！

もう一対の狛犬もいいですねー！

バランスを欠いた変顔構成～♪

好きですねぇ～♪