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2020.02.29

【木津川】加茂編5:岡田鴨神社(北鴨村)〜2

ここを通り抜けると境内へ〜
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この門の左右正面に絵馬あり
奉納者名を眺めてみると・・・
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狛犬壱対、八咫烏壱基、天神像壱基を奉納した方
神戸や飛騨の方・・・色々ですね〜
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毎度ながら絵馬に描かれた物語が分からない???
武将が木を削って何か描いてるの図は昭和9年
描かれた文字は故意に消された感じ???
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コッチは馬に乗った仙人と龍に乗った帝?
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お能と侍・・・うーわからん???
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で、ここも鮮やかな朱塗りの本殿!!
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2つのお社=二体の神さんが鎮座
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でも、本殿への鳥居はひとつ
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広角でも入りきらないのでパノラマ撮影
うーん、わけがわからん構図やん!!
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向かって右は、高田鴨神社
神さんを京都の下鴨神社から勧請したそうな〜
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御祭神は、加茂氏の始祖「賀茂建身命、交通安全・導きの神」で
別名、八咫烏、八咫烏鴨武角身命・・・だから手水盆に
八咫烏がいたのね〜納得!!
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向かって左は天満宮
もともとは天明天皇の離宮だったそうで・・・
離宮跡地を保存する為に天神社を祀ったのがはじまりとか・・・
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当然ながら御祭神は「菅原道真公、学問・出世の神」となりますが
由来から思うに後付けなんでしょうね・・・
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ふたつのお社の間に大きな絵馬があるんですが
退色が激しすぎて何が描かれてあったのか全く分からない?
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部分的に絵が残っているので拡大・・・
左の漢字は「国」?
人の頭から稲穂と葉っぱが?
長い棒を持っている感じで・・・鎧を着てる?
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持っている棒は、槍の様に細く長い???
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右上には衣の一部???
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左下に絵師の名前かな?
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2020.02.28

【木津川】加茂編4:岡田鴨神社(北鴨村)〜1

田園道をブラブラ歩いて、岡田鴨神社へ〜
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まず、先に境内にあった明治33年頃の絵図です。
周りの山々は、やはり松林だったようで〜裾には竹林が広がり
参道にも松ありで
境内は、こんもりした樹形から照葉樹かな?針葉樹もあったようです。
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現在の参道には松がないようで・・・
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スギと広葉樹の参道です。
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社額は達筆すぎて読めない?
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門の奥に、あ、この神社も朱塗りです!!
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手洗い盆に何故か八咫烏?
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境内に入る前に前出の絵図をアップ
旧社跡とあり、現在は碑文があるのみみたいです。
あと木津川に帆掛け船が描かれていますが・・・
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古い絵葉書の画像を検索したら木津川の帆掛け船あり!!
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場所的には、笠置大橋ですね。ダムが出来る前は水量があって
加茂の下流に洪水時の遊水地があったそうな〜
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2020.02.27

【木津川】加茂編3:御霊神社(旧燈明寺/兎並寺山)〜3

では、御霊神社にお参りを〜♪

冴える朱赤の本殿!!
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これが快晴なら更に冴えるでしょうね!!
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当然ながら・・・
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境内摂社も朱塗り!!
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でも狛犬は岡崎型で・・・
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古い狛犬は?〜台も新しいので元々外にはいなかったかも?
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あ、しっかり神殿前に居ました。
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陶器かな?
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一見、木彫にも見えますね。
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屋根は美しい桧皮葺!!
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斜めから〜
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凝った彫りもんはありませんが、朱塗りが際立ってます!
最近、朱塗りを再現されたんでしょうね〜♪
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脇障子の説明・・・
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こっちが納曾利・・・お、漢字変換するぞ!!
納曽利は、雅楽の曲
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蘭領王・・・おお、こちも漢字変換する?!
蘭領王とは、中国の北斉の皇族なんだそうだ。
残念ながら裏側は見れませんでした。
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2020.02.26

【木津川】加茂編2:御霊神社(旧燈明寺/兎並寺山)〜2

まず、廃寺になってしまった灯明寺から参ります。

参道を登りきると加茂駅前の構想マンションが見えます。
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神社の由来
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ここに本堂が〜の碑
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参道階段の入口にあった境内絵図をアップしてみました。
絵図から見るにお寺の周りは、松林だったんでしょうね。
五重塔は、社殿の奥に有ったんですね。
残っていたら丹波市の柏原八幡宮のミニ版って感じやったんでしょうか?
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本堂の説明板、横浜の三渓園で現存しているとか・・・
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説明板の写真アップ〜
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本堂のあった場所に宝物殿と鐘楼がありました。
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五重塔の説明、塔も横浜市の三渓園に現存するそうです。
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説明板の写真アップ〜
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2020.02.21

【木津川】加茂編1:御霊神社(旧燈明寺/兎並寺山)〜1

木津川沿線の加茂と京田辺をブラブラ〜♪
まずは加茂町を徘徊した時の模様をアップします。

まず木津川・・・恭仁大橋から上流側を見るに
何十年ぶりやろか木津川・・・あらてめて見ると大きな川やね〜♪
若い頃、よくファルトボートで下ったなぁ〜
最後に下ったのは30年前か!?〜暫し追憶の浸る・・・
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下流側・・・加茂駅前が激変したもんなぁ〜!!
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まず表題の御霊神社へ・・・なんで(旧燈明寺)なんやろか?
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住宅街の参道・・・桜並木なんやろか?
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お、見えて来た!!
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ズーム・・・お、朱塗りの社殿やん!!
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ええ感じの参道や〜♪
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車止めも絵になっとる〜♪
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由緒書きを読むに・・・燈明寺は戦後に廃寺になったのね〜
鎮守社である神社部分だけが残ったわけかぁ〜・・・
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ささ、社殿へ〜お、階段に盃状穴!!
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参道を登り、振り返る・・・ええ風景やん〜♪
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で、緑に映える朱塗りの社殿!!
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2020.02.15

【篠山番外編】園部をぷち歩く<5>生身天満宮(美園町)−4

生身天満宮の本殿です。

参道の階段を上り終えると正面に本殿が見えます。
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右側の能楽堂
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お能は、いつ演じられるんでしょうね?
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拝殿、毎度ながら神殿は見れませんね。
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神殿の周りをウロウロするもダメでした。
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拝殿屋根の飾り瓦
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神殿は桧皮葺!!
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よく見たらアルミサッシが入ってる?
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【篠山番外編】園部をぷち歩く<4>生身天満宮(美園町)−3

境内摂社が多いんですよね〜♪

まずは参道まわりの摂社から・・・
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厳島神社
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しっかりと水を張ったお堀あり
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正面龍がいました。
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次が、国定・国光稲荷神社

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国定と国光、な前がふたつ、でもお社は1座でした。

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ん?社の中には2つのお札?
奉納者名も2人分????
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えーっとこちらは、伊勢神宮遥拝所の大神宮

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お、篠山・丹波にも見られた「秋葉&愛宕」の組合せ!!
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秋葉愛宕神社前から本殿見ゆ〜あ、秋葉愛宕神社撮り忘れてるわ!
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こちらは本殿裏の境外の武部源蔵社
生身天満宮の始祖である武部源蔵をお祀りしているそうな。
手前は、そのお墓。
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小さな末社、全部で10社あるとか・・・
白山姫神社・塞神社・八坂神社・西宮神社・八幡宮
写真は、紅梅神社・白太夫神社・老松神社・稲荷神社・金比羅神社
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2020.02.13

【篠山番外編】園部をぷち歩く<3>生身天満宮(美園町)−2

狛犬オンパレード〜♪

参道最初の一体、威風堂々〜!!

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意匠的には一般的な狛犬
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で、尻尾は篠山・丹波でも見られたグルグルタイプ
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出雲型は、京都でも見ますね〜
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お尻をピン〜が特長ね〜♪
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でも顔は、最初の一般的な意匠の狛犬に似ている感じ?
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最後の階段を上がると出迎えてくれる大きな狛犬
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苔むしてますが、使用的には凡庸ですね。
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拝殿前のが異形でした。
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全体のフォルムは浪速型です。後ろ姿も一般的な型式。
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顔の構成も基本ラインに沿ってますが、鼻が違ってますね。
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 造った石工の好みか?奉納者の趣向か?
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案外、奉納者の顔に似せていたりしてね〜
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でで、対の意匠、部分的に違ってます。
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耳が垂れてる?普通は左右同じなのにね。
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やっぱ作者の趣向よりも発注者の意向なんでしょうかね?
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あんがい石工の飼っていたワンコが、立ち耳と垂れ耳やったりして〜
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2020.02.12

【篠山番外編】園部をぷち歩く<2>生身天満宮(美園町)−1

生身天満宮?・・・最初見た時、生首?えっ!!と〜(^^;;;

駅前の春日神社のある丘をぐるっと大峠を越えて〜
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30分ほどブラブラして生身天満宮に到着。
由来は、ココ参照〜
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鳥居前のGoogleマップ境内名は「大常夜灯」〜ん?向こうにお城???
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あら?園部って城下町?どうも市役所の疑似天守閣らしい
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最古の天満宮らしい立派な参道
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当然ながら牛さんがいます。背景には梅園か?
この先の狛犬オンパレードがすごい!!は次回ね〜
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2020.02.08

【篠山番外編】園部をぷち歩く<1>春日神社と子安地蔵尊(園部駅前)

2019年の冬、仕事で園部へ〜のプチ歩きです。

亀岡、園部の風景って篠山・丹波に似てるんですよね〜♪
低い山々と広がる田園の風景
京都から篠山への途中なんで文化的風景が似てるかなと思いウロウロ〜♪
ちなみに園部と篠山中心部は距離にして30キロ弱なんですよね。
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まずは、園部駅前の春日神社
この神社が鎮座するってコトは、昔、大和春日大社の荘園が
あったんでしょうかね?
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階段を登ると狛犬が迎えてくれますが・・・
造形は一般的ですが、意匠が若干違う感じです。
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ぐるぐるう渦巻きが特徴的ですね。
篠山には、なかった意匠でしょうかね?
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で、横から見たらフォルムが出雲型です?
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社殿は、細長い拝殿(舞台?)の奥に神殿の構成。
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拝殿が面白い構成です。
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篠山・丹波で見られた扇拝み石はありません。
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彫り物も簡素です。
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春日神社なので、しっかりと鹿と楓です。
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木鼻も白い塗装が残ってます・・・
もしかしたら部分彩色だったのかもしれません。
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規模の割りに境内摂社が多い!!
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寳蔵もありました。
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国旗掲揚柱・・・柱が残っているのは珍しいです。
「奉納 元小山信用購買販売組合 昇格十週年記念」とあります。
コレって、戦前の農協みたいな産業組合だったようです。
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春日神社横にある地蔵堂?
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駅前や道路拡張時にココに移されたんでしょうかね?
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子安地蔵尊と読めますが・・・中を覗くと・・・
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この方が居たはりました???
なんか子安地蔵尊と違うイメージなんですが・・・???
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2020.02.05

【篠山→黒井】おさらいポタ<18>新参:二つの八幡神社

おさらいポタ編、最後は・・・

宮田川の乗竹〜倉本まで小さな八幡神社が3社あります。
まず乗竹にある八幡神社
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狛犬部分をアップ~♪
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小さくても定番の扇拝み石!!
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彫り物は・・・なんだか・・・ちょっと・・・(^^;;;;
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うー素人が塗った様な・・・
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この彫りモノの奉納者でしょうか・・・
塗った方とは別人と思いますが・・・(^^;;;;
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垣屋の八幡さんはパスして、倉本へ・・・
猪避け冊と網をくぐらないと境内に入れません。
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Googleマップだとボロボロでしたが
土台部分を修理してありました。
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大事にされている証拠ですね。
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ここにもしっかりと扇拝み石あり!!
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2020.02.04

【篠山→黒井】おさらいポタ<17>新参〜稲荷神社(大沢)

今回お初の神社をアップ〜

まず、篠山口駅前のお稲荷さん
山腹にあったので、お参りを怠慢しとりました。
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本殿のある階段には千本鳥居もどき〜♪
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ちょっと息が切れた〜と思ったら本殿鳥居前に到着
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一般的な狛狐であります。
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年号の確認はしていませんが、造形から近代の作かな?
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手洗い盆は2個
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古い手洗い盆には「◎にサ」は屋号のマークで
その下に「酒茶」と文字が彫られている???
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しっかり扇拝み石ありです。
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本殿の後ろ側、神様の出入り口?
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2020.02.03

【篠山→黒井】おさらいポタ<16>野辺モノ−2

野辺モノパート2です。

走っていると広場の奥に石碑に遭遇
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なんだなんだと碑文を探すと・・・
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どうも背後の宮田川が大正年間に氾濫したようで
その被害者への供養塔みたいでした。
碑の大きさからかなりの被害がでたんでしょうね。
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すぐそばにあったメッチャハンサムな唐臼の石
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下板井の橋のたもとにあった一の宮参道の道しるべ
で、一の宮って???近所になない???
ちなみに二宮神社は、川を挟んだ上板井にありです???
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上板井公民館近くの石仏群
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首なし地蔵
こちらのは年号あり・・・明和元年(1764年)
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近くの石仏は・・・
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観音様?弁天様にも見える???
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五坊谷池(坂本)手前の石仏
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その横の小屋に石の風呂???
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薬風呂に使われていたと説明書きにありましたが
これだけの大岩をくり抜く労力が凄いですね!!
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石の風呂の反対側、坂本公園の門柱のみ?
まっすぐ行くと五坊谷池、その端に昔、公園があったんでしょうかね?
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2020.02.01

【篠山→黒井】おさらいポタ<15>野辺モノ−1

篠山の野辺に点在するものを集めてみました。

まず由緒のある石灯籠(棚原)
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石工・初代難波金兵衛と言えば、佐吉さんの師匠
ここらに書かれてます。
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エッヂのたったスマートな造りです!!
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まぁ、知らないと素通りでしょうね〜
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大峯山参詣の碑(野村)
碑文中央に「大峯三十三度登山供養・清廣院大峰道角居士」とあり
周りには、寄付?した額が彫られている?
大峯登山供養は各地にあるとかでココにまとまってありました。
後者は、行を行った方の名前???
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彫られているのは役行者と夫婦の鬼、前鬼(夫)と後鬼(妻)
たしかに左の鬼の座り方、女性ですね〜♪
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碑の周りには、小さな役行者等が・・・いずれも銘はなしです。
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