ゴールのJR法隆寺駅を目指して〜ダッシュで３社！！
と思いながら・・・つい目が〜
道路元標ですね〜
御霊神社（安堵町笠目）
朱の入り方が、ちょっとオシャレな〜
汎用な意匠
ちょっと表情が大きめかな？
阿波神社（斑鳩町阿波）
境内から・・・
ここも朱塗りのお社
内務省？
さて・・・この神社の狛犬は・・・
そうです・・・
奈良遠征中やった丹波佐吉の作
彫っている石材の差でしょうか、ちょっと彫りが甘い？
丹波地方で出逢う凛々しさがない？
でも、もう一対は・・・
睨みつける様な表情は、まさしく佐吉の狛犬！！
表情に鋭さが出てますね〜♪
路地奥に、今回最後に参った神社・・・
素盞嗚神社（斑鳩町興留）です。
思ったよりも立派な〜
境内から〜
神殿は桧皮葺、朱塗り・・・前に居る狛犬は・・・
まさしく丹波佐吉！！
メリハリがあるのに、つや感のある肌
説明板にも佐吉作と・・・
もしかしたら阿波神社は、佐吉指導で別の石工が彫ったのかもね。
夕日迫る中、JR法隆寺駅に到着。
左に今回参った官営大社廣瀬神社
右に次回参る法隆寺〜♪
町名のごとく、三川が大和川に集まって来ます。
路地から路地を〜
開けた芦原の向こうは大和川？
廣瀬神社・一の鳥居です。
この位置から社殿まで４００m
水の神さんが祀られているそうです。
参道がいい〜♪
二の鳥居をくぐると境内へ
勝ち戦の奉納品は大砲！？
この形だと日露かな？
武運を祈り、その成果のお礼参りってもんで武器なんでしょうね。
神殿前は広い境内に
拝殿は桧皮葺
本殿も朱塗りに桧皮葺
水足明神とあります。
太鼓橋を渡って境外へ
石造りの立派な太鼓橋を脇に何故架けたんでしょうね？
太鼓橋の導線上にあるのは廣瀬大社境外摂社・水分神社
こんな小さな摂社に参る為の太鼓橋なんやろか？
旧村の路地をウロウロ、さらに北へ〜
次の神社へ向かう道中も・・・うーん、なんやろか？
ん？？？立派な石碑が・・・華道池坊松雪軒碑？
女優の松雪泰子さんとは関係ないでしょうね・・・当然ですが〜
裏にも文字が彫られてましたが読めない？？？
路地をウネウネして、やっと到着〜♪
六縣神社（むつあがたじんじゃ）
祭神は、高市命、葛木命、十市命、志貴命、山邊命、曾布命
曽我川の土手から見るとお寺のお堂が・・・
そうです、ここも神仏習合の神宮寺です。
まず神社部・・・奈良は朱塗りの社殿がほとんどかな？
木彫の社殿内狛犬。
お百度石
記念碑と書かれてるのみ？
聞く所によるとこの丸窓からお日様を見るのだとかで
えーっと夏至の日の出だったかな？？？
でも、コレ西向きなんですよね〜(^^;;;;
角のない鬼瓦
この神社は「御田祭＝子出来おんだ」が有名
この地方は死産、難産が多く安産祈願の祭と
おんだ＝御田＝奈良方言の田植え祭が習合した祭礼で
男性氏子が着物の腹部に太鼓いれ
それを投げ出しポンと撃つ・・・説明板より写真拝借。
お寺の方は富貴寺
細川氏の東京宅に写し・・・その後、法隆寺にって
数奇な運命ですなぁ〜
本堂の屋根
本河原の模様が美しい〜♪
鳥居のある集落側を臨む。
鳥居側から曽我川の土手を臨む。
曽我川の土手・・・さぁ、さらに北へ〜
かなり日が傾いて来ましたわぁ〜
島の山古墳が目印です。
古墳脇にある鳥居・・・ここも式内社です。
古墳のお堀に沿って参道があります。
先程の鳥居が、この写真の奥に見えてますね。
比賣久波神社
拝殿
神殿を見ようと・・・
見れませんわ。
説明板の写真を拝借
遥拝所・・・
境内に礎石跡が・・・？？？
箕輪寺があったそうで・・・ここも神宮寺やったんですね。
しかし・・・奈良って神宮寺が多いなぁ〜！？
平成９年に本堂が台風で倒壊したとか
妙に生々しい寺跡です。
説明板より拝借〜
近鉄田原本線を越え北へ向かいます。
箸尾駅の踏切〜単線です。
葛城川と曽我川の合流点、隣接するのは飛鳥川
治水的にやっかにな場所・大場にある小さな神社で・・・
厳島神社が鎮座？？？
小さい神社の割に立派な汎用型の狛犬
左右で顔の造作デザインが違ってますね？？？
造った年代が違うんやろか？？？
草に埋もれた遥拝所の碑ですが、どこを差してるんやろか？
広島の厳島神社本社の祭神は「市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命」
でも、ここは２柱？
市杵島姫命＝田心姫命とも言われるので２柱？
市杵島姫命は水の神さんなので、この場に鎮座されてるんでしょうね。
拝殿見てビックリ！！なんちゅー絵馬の数！！
侍系絵馬に・・・
武者系絵馬も多いですが・・・
翁と媼の絵馬が多い！！
構図的には、先に見た「秦楽寺・春日神社」と同じですね。
絵馬の制作者が同じやったのかな？
真ん中の木は赤松？周りのは貝かな？？？
ちょっと略式な構図？？？
これは作風が違いますね〜
さて、次へ〜と思ったら・・・・・あら？
素朴な彫りの石仏が・・・
＜自分の苗字の土地を行く〜第１弾！！＞
機会あらば継続の予定
自分の苗字をブログに載せるってちょっと
恥ずかしいのですが、今回の目的地のひとつで〜
この橋を渡ると的場
橋の名前は的場橋・・・
日本姓氏語源辞典によると
奈良県北葛城郡広陵町的場発祥。江戸時代に記録のある地名。
だそうで・・・
きっと的場氏名の人が住んでいるんやろーと思いましたが
出て来るのは行政的な地名ばっかで・・・
当然、バス停の名前も的場
公民館も的場
ならば・・・神社の奉納者名には・・・？？？
やっぱり地名の的場ですね。
もう１箇所も・・・
やはり地名でした。
氏名原語的には「土地を現す氏名」だそうで、意味は「広場」
明治新姓といって1870年に姓氏の公称を許可
1875年に姓氏の使用を義務化された時に
的場と名乗った明治新姓名なんでしょうね。
櫛玉比女命神社
住所的には、広陵町弁財天になります。
ヤマトには式内社がゴロゴロ〜♪
しつこく氏名を見ますが・・・ないですね。
ん？どの神さんが祀られてる・・・？？？
地名通りの辨財天さんですね〜
なんやら趣のある・・・
幹線道路沿いにある真言宗のお寺、大福寺
弘法大師が開祖なので、ありました霊場写し。
石柱に四国のお寺の名前が刻まれています。
鬼瓦１
鬼瓦２〜両方とも落下したことがあるんでしょうね。
なので・・・角がかけ、針金で縛ってますね。
同じ境内に天満宮が祀られてます。
微かに絵が残ってました。
梅林でしょうね〜
木鼻にも梅
反対側にも梅
但馬って兵庫県北部の地名、なんで奈良に？？？
周辺に多い杵築神社（三宅町但馬）
なので、祀られてるのは出雲系の神さんです。
さらに境内にお寺がある神仏習合タイプ。
神殿〜
なので、雨乞いの神さんに般若心経を唱え・・・まさしく神仏習合
お百度石もあります。
ここも飾り瓦が立派〜
装飾文化は、周辺同士で連鎖するんでしょうかね。
桔梗紋、京都の八坂さんとも繋がりがあったのかな？
少し南の三郡神社へ向かいます〜♪
村中の道って、わくわくしますねー
三郡神社の歴史は比較的新しく江戸中期。
三つの郡の接する場所に創建されたので三郡神社
参道
明治天皇遥拝所は伏見の天皇陵かな？
皇祖遥拝所は？
よくある戦勝記念の碑
狛犬・・・うーん？
奉納絵馬は「翁と媼」〜老夫と老婆・・・共に白髪の生えるまで〜
遠くに生駒山と矢田丘陵をのぞみながら〜
こんもりと気が茂っていたら神社か古墳がある大和平野。
そのひとつに立ち寄ると・・・
お稲荷さんでした。
ここでも飾り瓦と遭遇・・・鯉でしょうね。
黒田へ向かう街道の町筋
地名の由来？〜黒田大塚古墳の上から
古墳の西側にある法楽寺
孝靈天皇大和黒田廬戸宮跡に建立され
聖徳太子開基にかかるものとされる・・・と最後に桃太郎の記述？
桃太郎伝説発祥の地って？？？
吉備津彦が桃太郎のモデルで、その父が孝靈天皇で
その都があった地がここなんで、伝説の発祥の地だって？？？
現在は、小さなお寺です。
龍の目玉が取れてます。銘を確認しない頃やったんで残念。
目玉＝地車系の彫師やったんでしょうかね。
木鼻
このお寺の屋根の獅子もいい感じ〜
面白いポーズ？後ろ足で耳を掻いている？
先に載せた廬戸宮とは・・・
『古事記』『日本書紀』に伝わる大和政権初期の首都として営まれた皇宮
だそうで、ここ黒田にあったと言われているとかで
今も廬戸神社という小さな神社が鎮座しています。
その神社の説明板
読むに・・・歴史量が半端無く、重い・・・ありすぎますわ〜
道端にお堂が・・・当然、ここでストップ
うーよーわからん？？？
昔は、何屋さんやったんでしょうね〜
飛鳥川に出ました。
先の寺川同様に港があったそうな。
寺川を渡って二ヶ所ある蛇巻き見ゆ〜♪
中街道を走る・・・
安養寺・・・立派な仏像があるそうな。
寺川を渡るとまず鍵の蛇巻き
コチラのは、木と木の間にぶら下げる藁の蛇
今里の蛇巻きは、木に巻き付ける藁の蛇
ともに農作物の農作を祈るとともに成人の男子を祝う節句の行事
その木の根元に・・・牛と馬の絵馬が？
お隣には・・・この地区恒例？お寺と神社の組合せ
昇龍伝説がある正福寺とこの周辺に多い杵築神社
拝殿内に・・・
さっきの牛と馬の絵馬が。。。
狛犬は瓦焼き？
脚が・・・
江戸時代、田原本の外港で、栄えたとか
なので農作業の牛と運搬の馬の絵馬かな？
ココより少し東に「唐古・鍵遺跡」があります。
鏡作坐天照御魂(かがみつくりにますあまてるみたま)神社へ
その前の稲荷神社に、まず御詣り〜
偏額には豊雛大明神とあります。
なぜか陶器のワンコが・・・
鏡作坐天照御魂神社
八咫鏡を〜とか
古代より江戸時代に鏡作師が多く住み〜とか
由来が多すぎて短くまとめれないので
こちらを参考に〜
なので、鏡を作る人達の信仰を集め・・・
本殿周りにある奉納者を記名した玉垣には
日本板硝子株式会社をはじめ・・・
旭硝子株式会社も〜
神殿は三座
天照国照彦天火明命、石凝姥命、天糠戸命
神仏習合の名残りの鐘楼が境内にあります。
この辺りには明治まで神宮寺である真言宗開楽院があり
廃仏毀釈の廃寺、鐘楼のみ残ったそうな〜
鏡会館は、明治初旬に開校した小学校の元校舎
田原本周辺、瓦と神社編です。
古い町家の屋根、本瓦ですやん！！
鬼瓦
怖い目をした鶴かな？それとも鷺か鸛？
こちらは虎と竹
銘の入った瓦も・・・
田原本三？町 瓦屋富吉入工人
同じく富吉入工人
いい瓦職人が居たので、周辺に飾り瓦が多いのかもね。
十字架？
飾り瓦が多いのは、商業で栄えていたからかな？
打ち出の小槌を持つ大黒さんやら
これも大黒さん・・・
鯛を抱える戎さん〜♪
商売繁盛を祈ったんでしょうかね〜
あと・・・左官職人のお遊び心なコテ絵も
松ですね。
こちらは鶴
なので神社を気合いで見る余裕なく・・・中心部の津島神社
この周辺が公園になってましたね。
街の北はずれのお稲荷さん
田原本界隈路地ウロウロ編〜これが愉しい！！
路端の道路元標
昔の面影が随所に〜♪
まっすぐ行くと街の東側を流れる寺川へ
寺川の土手から〜
昔から商ってる書店〜入口横の看板が見事！！
文具も商ってるんですね〜古いコクヨのロゴ
街中を流れる水路
路地奥にお寺が見えてます〜
古い薬局
お、またも道路元標！！
出窓かな？？？と思ったら・・・
神棚ですね！！
田原本町の商店街〜ここでオヤツをゲット！！
草餅と・・・
大きなコロッケ！！
お！！教会やん！！調べたら「田原本町聖救主教会」でした。
お、プラモメーカーの田宮の看板！！
どんな模型を売ってるんやろか〜
北へ伸びる旧街道〜♪
秦楽寺周辺は「秦之庄」と言われたそうで
そう、あの秦氏と関連する土地なのです〜
秦楽寺の唐風の山門
残念ながら修復中でした・・・
境内側です。
本堂
ここにも飾り瓦が〜♪
飾り瓦、もしかしたらこの近辺の当時の文化トレンドなのかな？
獅子
これは象かな？
敷地の真ん中に池があります。
その周辺に神社やらが点在し、神仏習合の地でありますね。
昔、春日大社の荘園やったそうで・・・
春日神社が鎮座。
狛犬１
狛犬２
絵馬堂には・・・神主さんと氏子さんの写真やら・・・
奉納絵馬が〜♪
たくさん〜♪
良く見かける老夫婦の絵馬
秦楽寺氏子と書かれてますね〜？？？
２人の真ん中のモノ、なんやろか？？？
近鉄笠縫駅起点、田原本町、広陵町を経て法隆寺へ
駅名〜笠縫を調べるに・・・笠縫邑がヒット
笠縫邑とは、崇神天皇6年に、宮中に奉祀していた天照大神を移し、
豊鍬入姫命に託して祀らせた場所。
なんかわかったような、わからんような・・・
笠縫氏という氏族が・・・てな記載も？
このローカル感がいいなぁ〜と
今は・・・とストリートビューを見たらパーキングに・・・
駅前に・・・灯籠が・・・
太神宮・・・御伊勢参りの奉納灯籠ですね。
九品寺村？・・・駅周辺にこの村名の施設がありますが
地名としてはないようで・・・旧村名でしょうね〜と
こんな集落紹介ページが・・・丁寧に解説されてますわ。
その灯籠の横に庚申さんが・・・
庚申塚
同じく〜
ちょろっと走ると地蔵堂と庚申塚が・・・
改めてGoogleマップを見るに・・・駅周辺には、お地蔵さんがわんさか！
全て見ていたら先に行けないですわ〜
正法寺の山門、今は奇麗に葺き替えられてますが・・・
２０１６年３月末に撮影してます。
薬袋ですねー
こちらは鬼瓦
獅子１
獅子２
達磨大師かな？
左側に「大名望・・・」あとは見えないわ。
新町瓦屋平内助
右下に・・・帝都細工人 米儀？
お隣の神社
この周辺を宮森というそうな〜
境内
寄進した奉納者の名前が手水盆に刻まれてます。
狛犬〜
一般的な造形・・・
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